一斉清掃
1月20日の日曜日を利用して、町内有志による一斉清掃を実施した。一片の回覧だけで呼びかけたのだが、50名以上の参加者があり約2時間程度で、予定した地域の清掃を完了した。参加者の中には小さな子供連れもいたり、小、中学生がいたり、高齢者がいたりして、老若男女のコミニュケーションが活発に行われ、思いがけず有意義な行事になった。
清掃範囲は、常磐線から茨城県下水道事務所の間、約40ヘクタールに亘る水田地帯である。一面のレンコン畑は、ほとんどが収穫後ではあったが、実に見事な風景だ。その見事なレンコン畑の中といわず、道路わき、用排水路の中に、空き缶やビニール袋など、とんでもないほどの量が捨てられていた。おそらく車の運転をしながら、空き缶等を水田の中へ投げ込んだのであろうと思う。レンコン畑の耕作者は、大変な努力をしながら、レンコンを栽培している。天気の状況は、温度は、台風は、水は、肥料は、病気は、等々、関係者以外は、分からない計り知れないほどの努力をしているのである。氷点下の中を冷たい水の中へ入って、掘り起こす作業も想像以上だ。そんな努力や苦労を、あざ笑うかのように心無い人たちが、大勢いるという事に今更ながら失望する。
レンコンは土浦の名産である。全国的に名が通っている。云わば郷土の自慢である。大切に扱ってもらいたいし、全ての人が環境の保全に心掛けてほしいものである。