女性議員のお粗末
指導的地位に占める女性の割合を、2020年までに3割以上にする、という政策は正しいのか、疑問を呈して置いたが、それでもこうも馬鹿馬鹿しい問題が続くとは思わなかった。
赤いスカーフを巻いて物議を醸した、松島みどり議員が討議資料だと言い張るうちわ配布問題。 総理の器どころか政治家に向いていなかった小渕優子議員の、政治資金で観劇会の怪しい資金処理やベビー用品や下仁田ネギ購入問題。 片山さつき議員は委員会遅刻事件を犯し、またまた問題を起こしている。
そしてまた今回は、維新の党の上西小百合議員が国会をさぼっての「夜遊び問題」と「秘書と旅行問題」。 中川ゆう子議員の道路上でのキス問題等々。 わきの甘さはあきれるばかりで、お粗末さが共通している。 わが国では、なんでこうもろくでもない、女性政治家が多いのだろうか。
指導的地位に占める女性の割合を、3割以上とする目標を見直した方がいいと思う。 能力と意欲のある女性のために、活躍の場を広げる方針には誰も異論はない。 ただ女性の社会進出そのものが、目的となってしまっては本末転倒だ。 あくまでも結果として、女性の活躍が目覚ましいのは喜ばしいことで、 願わくは、それが男性による推挙ではなくて、女性自身の不伐の努力によって、万人に認められたものであることが重要だと思う。 女性が自分自身の努力によって、自らその地位を実力によって掴み取ることだ。
目立ちたくないところに、本当の実力を備えた女性がいるということか。