菅首相は国益よりも外国の利益を優先させるのか

菅内閣の閣僚の顔ぶれを見ると、嫌悪感でいっぱいだ。正直、何かの間違いであって欲しいと何回思ったことか。
まず仙谷官房長官についてメデアの情報によると、彼は、徳島県出身で、昭和三十九年東大法学部に進学した秀才だったそうだ。時あたかも全共闘全盛時代。彼も社青同構造改革派に属する活動家で、在学中に司法試験に合格し東大を中退して弁護士となった。そのとき、好んで扱ったのが労組事件と日教組関連であり、その後、政界に進出したが、振り出しは日本社会党である。彼は「自治労協力国会議員団」の団長を務め、「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」に所属して「小泉首相の靖国参拝反対の集い」の呼びかけ人となるなど、その言動は極めて左翼的だ。つい最近は、日韓基本条約で解決済みの個人補償請求問題を、蒸し返そうとして強力に動いた。これは明らかに国益に反した行為であり、万一、個人補償が認められたとしたら、国は膨大な損失を被ったことになった。
さらに聞き捨てならないのは、自衛隊を「暴力装置」と蔑む発言をした。国民の生命財産を危機に晒した責任は取り返しがつくまい。
岡崎トミ子国家公安委員長は、かって、こともあろうにソウルの日本大使館に、日本の国歌、国旗を定める法律に反対し、反日デモをおこなった。それを国会で追及されると、自分の活動は反日ではなく、国益に合致したと訳の分からない強弁をしている。北朝鮮の韓国延坪島への砲撃当日、警察庁に登庁していない。国民の生命と財産を守る国家公安委員長としての責任を放棄したのである。
「法務大臣はいい。答弁を二つ覚えておけばよい」と国会軽視発言をした柳田稔法相を、菅首相は「思慮が欠けていたと反省している」と擁護してきた。
自衛隊入間基地で開催された航空際の祝賀会で、地元の航友会長が現政権を批判したと言って、憲法違反の通達を出させた防衛相。
他にも国益を省みない閣僚が多くいる。民主党は日本を貶めようとしているとしか思えない。菅首相は任命責任を取るべきである。それよりも国益のために一刻も早く退陣したほうが国のためになる。

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