国会議員の倫理感
国会議員の行動原理は、本来、国民の代表として、国民にとって最良と信じる道を信念を持って進むべきのはずだ。 しかしながら、国民のためより自分のことを優先している議員がなんと多いことか、正直言って呆れている。 しかもそのレベルの低さにさらに呆れる。
過日の新聞に総務省が発表した、平成26年分の政治資金収支報告書で不適切な記載が相次いだ。 国民の税金という感覚がないのだろうか。 不思議である。
特にひどいのは、民主党の小見山参院議員がダイエットジム運営会社 [ライザップ」に政治資金から75万円を支出している。 「ダイエットが目的ではない」 「政治家としてスポーツ振興などの取り組んでいる。 肉体を絞るこを体験することで、スポーツをしている人たちとより身近になれ、政治活動に生かせると考えた」等と説明しているが、誰が考えても公金から支出できる性格のものでないのは明らかだ。
民主党のリーダーの一人である福山哲郎幹事長代理に至っては、東京六本木のガールズバーの飲食代を「会合費」名目で支出していた。 ガールズバーの店内というのは、どこも似たり寄ったりだろうと思うが、L字型のカウンターがあり、女性従業員と会話しながら酒を飲むような場所だ。 また自身が経営する医院への事務所費を計上している議員もいた。
どれも政治活動でないのは明らかであり、不適切であることは間違いない。 我々も税金を納入する義務を再検討しなければと思っている。