やる気が成功のもと
80歳にしてエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんの日常のトレーニングは、並大抵のものではないらしい。両足に2K×2K=4キロの鉄の重りと、背中に30キロの重量を背負って散歩をしているという。 常人には到底考えられないような努力をしているということだ。
私もゴルフをはじめてから40年ぐらいにはなるが、 最初の頃は毎朝素振りとか、フオームの研究とか、いろいろと熱心にやっていたものだが、仲間とプレーしてまあまあの腕前になると適当になってしまって、今では全く練習すらしていない。それでいてコースに行くと、一応72のそコアを目指すのだから、矛盾も甚だしいものだと思っている。
スポーツで上達したいと思ったら、優れた選手のフオームをよく見て頭の中に叩き込む。 そしてそれを思い出しながら、繰り返し練習すると上達が早いという。 これをイメージトレーニングと呼ぶそうだ。 体の大きさに比べて羽根が小さいクマンバチは、理論的には上手くは飛べないといわれているのだが、立派に飛んでいる。 それは親や仲間が飛んでいるのを見てのイメージトレーニングが上手くいっているからという説がある。
自分のゴルフが飛躍的に上達しないのは、このイメージトレーニングの能力がクマンバチに負けているのかもしれない。
ところで、スポーツの大選手や事業で成功した人たちは、勝負どころでは常に自分の頭の中にプラスイメージを鮮明に描いていたそうだ。 確かに自分の経験を振り返ってみても、少なくとも不安感やマイナスイメージを抱いていた時は、まず成功したためしがない。 プラスイメージこそが、やる気を分泌し、潜在意識に強くインプットして成功に導くことにんる。