李在紋〔イ・ジエイムン〕が帰国
李在紋君は土浦2中に約8ヶ月、東風高校で3年間を過ごして、この春、韓国蔚山〔ウルサン〕大学に入学することになり3月12日に帰国した。 今後の李在紋君は土浦テニス協会の所属選手として、韓国以外で行われる国際試合に出場することになる。
彼は高校生としては問題なく全国ナンバーワンの実績を残した。 高校総体茨城県大会個人では、3年間連続優勝。 関東大会、インターハイも常に優勝か、優勝を争っている。 特にその実力を遺憾なく発揮したのは、昨年11月に行われた全日本選手権〔プロの大会〕である。 本大会は予選も含めて4日間、東京有明テニスの森コロシアムで行われ、文字通り国内最高実力者の集う大会であり、国内のほとんどのプロやアマチュアのトップ選手が出場した。
予選はまったく問題なく勝ち進み、本戦も2回戦まではランキング上位者を退け、苦戦しながらも余裕を持って突破した。が、3回戦でデ杯選手の近藤プロに接戦の末、残念ながら敗退した。
結局ベスト16位になり、出場選手中唯一の高校生であったということは特筆できる快挙である。 出場選手中ベスト16は、なにしろ全国で16位ということである。
名実ともに一流選手に仲間入りを果たしたことである。
他にも、全豪オープンジュニア予選優勝、本戦は一回戦で敗れたが、今や土浦テニス協会に、「李在紋あり」と世界のテニス会に知られる存在になった。
今後は世界を相手に厳しい戦いに臨むことになる李在紋は、土浦が生んだ世界的プレイヤーとして成長してもらいたいと願っている。