投書欄から

過日の新聞の投書欄に、 「安易に外国語を使わないで」 という意見があった。 わが意を得たりである。 紹介すると、政治家やマスコミでの外来語の使用が目につく。 例えば レガシー(遺産)、ワイズスペンデイング(賢い支出)、アウトソーシング(外部委託)、アクテイブラーニング(能動的学習)、インターラクション(相互作用)等々だ。 初めて聞いたとき、どうゆう意味なのか考えてしまう。 日本語は視覚の言語で、漢字を一目見れば瞬時に意味が理解できる利点がある。 西洋から大量の言葉が入ってきたとき、明治の賢人たちは、国民に分りやすくするために、次々と見事な和製漢語を作り定着させた。 科学、哲学、民主主義、野球、自由、共和国、物理、銀行、万年筆、ーーーなど、枚挙にいとまがない。 中国に逆輸出しているものさえある。
先人たちの知恵と努力を忘れ、安易にカタカナ文字を使うのはいかがなものか。 一部の人達だけが理解していれば、いいというものではあるまい。 行き過ぎた使用はやめて、わかりやすい日本語にしてほしい。
その通りである。問題は政治家ほど、国民にわかりやすく説明することが、最も重要な役目であるはずである。 目立つことを最優先している、小池都知事は猛省してもらいたい。 都民は後悔していると思うよ。

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