霞ケ浦の水質浄化

 土浦市湖北町にある茨城県流域下水道事務所では、県南各地から流入してくる生活雑排水の汚濁負荷の低減を研究してきていたが、最近大幅なリンの除去技術を開発した。 
勿論、処理水は霞ケ浦に放流しているために、従来から非常に厳しい数値で管理されていたので、水質は基準値を十分にクリアーされていた。 が、今回さらに、その2分の1とか、3分の1にまで、リンの数値を改善することに成功した。 したがって、本格的な設備の建設にかかる見通しであり、今年度から約4年をかけて設備の建設に入ることになった。
水の処理能力は日量52,000トン。 基準値を大幅にクリアーした透明度の高い52,000トンの水が、霞ケ浦に放流されることになり、霞ケ浦の水質改善に劇的な効果を発揮するものと思われる。
この透明度の高い大量の水を、なんとか茨城県を説得して、「新川」上流に流入できないかという構想を、当初から持っていたが、リンの除去装置が完成した4年後から、なんとか具現化できないものかと思う。 現在の「新川」は、農業用水の排水口の役割をしている以外に流入する水はゼロである。 故に、土や泥による濁った水が流れていて、清流とかせせらぎとかいった魅力的な川の形容詞とは程遠い。
 「新川」はご承知のように、桜の季節になると実に見事な桜の名所となる。 豪華絢爛たる桜の花びらの下を流れる新川の水面に、錦鯉や緋鯉や真鯉の群れが浮かんでいたら、これ以上ないほどの美しい景観が期待できるのではないか。