街づくりの基本

先日、東京からの帰りの話であるが、土浦駅到着が18時10分ごろ、日が短くなってきていて、あたりはもう暗くなり始めていた。土浦駅からタクシーで亀城公園方面に向かう。土浦の街の本丸、いわゆる街の一番の中心部分を通って走るタクシーから見える風景は、点々とした明かりの中に続く街並みの、あまりにもひっそりとした佇まいに愕然とした。
亀城公園のほんの数百メートル先には女子高校があり、大勢の常磐線を利用する女子高校生は、この暗がりの中を土浦駅を目指して歩く。日本一安全な街を標榜しているのだから、一日も早くこの危険で暗がりが続く道を、解消しなければならないと思う。
本来ならば、明るく華やかなはずの駅前は、土浦市役所のため、17時を過ぎるとシャッターが下り、明かりが消える。それに続く商店街は、閉店状態だからほとんど灯りと言える灯りはない。旧中条町通りも、この時間に空いている店は、日本蕎麦店が一軒のみで、その他の店の灯りは全くついていない。田舎道でなく中心街の道なのに、懐中電灯をつけた歩行者がいるのには驚いた。恐らく、行政当局は、この実態を知らないのではないだろうかと思う。知っていて、この状態を放置しているとは到底思えないからだ。
明るい話題もあるのであるが、それを生かす工夫が大事だと思う。土浦駅ビルのホテル化についていろいろ進められてきたが、上層階を星野リゾートが手掛けることに決まった。星野リゾートの知名度を生かして、土浦のブランドアップにつながる工夫をどう展開するか。皆で考えたいものである。土浦の活性化につながる切り札になるのではと思っている。