高齢者よ、働こう

引っ越しシーズンを迎えて,料金が例年に比べて,数倍高い。 土木工事では、ダンプの運転手が不足しているために、資材の運搬に支障をきたしているという。 いよいよ日本は、人手不足の時代を迎えたのかと思う。
平均寿命が延びて、不肖、私も高齢者の仲間に入って久しい。それにしても、高齢者の割合が、年々飛躍的に増加している。 高齢者の生きがいは、とか色々言われるが、私の友人達、数人が会社をつくって明るく、健康的に人生を送っているグループがある。 彼等はまっとうな肉体労働によって経済的収入を得ている。 つまり、まだ現役なのである。 ただ椅子に座ってお茶を飲んで、時々居眠りをするような生活はしていない。 日本は労賃が高いという事で、東南アジア等へ企業が出ていく。 もし日本の高齢者が、安い賃金を承認しながら 「日本のために働く」 という意識を持ったとしたら、そしてそれを実現するような企業があったとしたら、日本社会は劇的に変わるのではないかと思う。
60歳で定年退職させるのは、その人が長年培った得難い特殊技術まで、みすみす捨てるようで実にもったいない。 そうゆう技術者を、中国や韓国が狙っているのでもある。 高齢者は自分の年を考えて、後進者にポストと高い給与の道を譲り、ただ日本の未来のために、自分の技術と残る体力を捧げるという、新しい老後の目標の自覚があってもいいだろうと思う。 何もしないでの老後は、社会の年齢上の人口比が急速に変化してきている以上、不可能になりつつある。