小池新党とは

小池都知事が、新党を立ち上げる為かどうかは今のところ不明だが、とにかく政治塾をスタートさせた。 希望者は2千人とか3千人とか言われているが、それはそれでいいことであろうとは思う。 問題は小池新党を名乗る議員を、都議会議員の中に当選させて、自分の仲間を作るのだとしたら、自ら唱えている都政の透明性を、自ら阻害することになる。 小池新党を作ることは、自らに対する批判勢力をなくすためとなるからである。 国会は与党、野党があって、それぞれが政策論争を繰り返し、法案が決まっていく。 一方地方議会は、首長の政策をチエッくするという極めて重要な役割をもつ。 地方議会に与党などというものは、あるべきではないのである。 首長の政策を 「全て良し」 等とする議会があったとしたら、その議会というのは自殺行為をしているようなものだ。 街の勢いが失われてゆく、賑わいもなく繁華街もない町などというのは、みんなの知恵の結晶があれば、必ず防げるものなのだ。 首長と議会の激しい議論があってこそ、街の活性化などはなるものだ。
そんなことよりも、小池知事の喫緊の課題は、築地市場の移転とオリンピック開催のための準備を急ぐことの方が重要だろう。 問題点を引っ張り出して騒いでいるだけで、纏める道筋が見えない方が問題だ。 カタカナと毎日取り換える衣装には飽き飽きしている。 せめて、かってサッチャーの英国風の正当な保守的フアッションの中に、息をのむほどの折り目正しい華やかな色気たっぷりな姿を見せられて感動していた我々には、下着か寝巻きぐらいにしか見えないのだ。 国民に分りやすい政策を提供し、スピーデイに進めることを優先してくれと言いたい。

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