日米同盟を引き裂こうとする中国

 昭和34年(1959)年3月、当時の社会党書記長で同党訪中使節団長を務めた浅沼稲次郎が、北京で、「アメリカ帝国主義は日中両国人民の共同の敵」と演説し、大問題となったことがあった。 「米国こそ、日中が敵対する原因」と言わんばかりである。 日米安全保障条約改定を控えていた日本と米国とを切り離そうという、中国の陰謀にまんまと乗せられたのである。 当時から中国は、今に至るまで中国の基本的戦略は、日米に亀裂を入れたいということだ。 かって、江沢民が国家主席として訪米したとき、わざわざハワイに立ち寄り、真珠湾の慰霊碑に献花して「日本は米中共同の敵だ」といった趣旨の挨拶をしている。 
今、沖縄のオスプレイ配備に反対するデモが行われているが、その中に中国関係者が相当数いるといわれている。 中国は日本の米軍基地にオスプレイ配備を何としても阻止したいのだ。 このような中国の謀略は見え見えなのに、デモに参加している日本人にわからないのが不思議である。
戦前の日本は、日露戦争直前に結ばれた日英同盟を、米国や中国の戦略に乗せられて、廃棄に追い込まれた。 これが日本の孤立化を招き、先の大戦による破滅へと向かっていったのである。 同盟関係や友好関係といったものは、対立する国にとっては目障りなのである。
 したがってこれに亀裂を入れようとする勢力が存在する。 特に中国はそんな陰謀や策略が好きな国なのである。 
今、テレビでは中国の観光客が激減して観光地が困っているとの報道が盛んだが、一方でマナーの悪さに困り切っているという話もある。 旅館ではトイレの使い方がひどいし、はなはだしいのはタオルや、石鹸、化粧品はもとより、浴衣や、湯飲み、電気ポットまで持っていってしまうこともあるらしい。
中国本土では反日デモが暴徒化し、日本企業の工場や飲食店が襲われ、日本車がやかれ、略奪行為もあり、さらに大使の公用車から国旗を奪われる事件もあった。 こんな中国とどうして付き合っていくかということは明白だ。
要するに中国人観光客など歓迎すべきではない。そして中国製品などは買う必要などない。 少々高くても日本製の方がすべてにおいて優れている。毒入り餃子事件以来、中国製食品は安全性が信用できないから絶対に買わないようにしている。観光地の名所旧跡などの入口に「中国人観光客お断り」の張り紙をするべきだと思う。
まともに付き合うべき相手ではない。中国の陰謀や策略は半端ではないのである。 ゆめ、そのことを忘れ、友愛などと甘い顔をしていては、身の破滅になることを忘れてはならない。

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