鳩山元首相は外患誘致罪に該当か?

 政界を引退した鳩山元首相が、また日本人の神経を逆なですることをやってくれた。 中国政府の招きに応じて中国を訪問したのは致し方ないが、中国側の要人と会談し、「尖閣諸島は係争地」と表明したとのことである。 尖閣諸島は日本固有の領土ということは、国際法上も歴史的にも証明されていることは、日本人はみんな分かっている。
 鳩山政権が友愛外交を標榜し、「東アジア共同体」を提唱して中国にすり寄った。 管直人政権は尖閣諸島周辺海域で起きた中国漁船体当たり事件で「中国配慮」から中国人船長を不起訴処分にして帰国させた。 中国に定着した対日イメージは「脅せば屈する日本」の姿であろう。 それが尖閣国有化で対日圧力を呼び込む遠因になったのは間違いない。 
さらに鳩山氏は、南京大虐殺記念館を訪問し手を合わせて黙とうした。 ありもしない南京事件をでっちあげて日本を非難し、日中間の対立が深まる中、このような行動は中国政権の狡猾外交に利用され、日本の国益を大きく損なった。
日本に法律としてキチンと規定されている外患誘致罪がある。 他国と通じて自国を危機に陥れる売国罪、外の患いを誘致してくるというものだが、 刑法81条に「外国と通謀して日本国に対し、武力を行使させたものは、死刑に処する」と規定されている。 つまり外患誘致は有罪になったら死刑だけである。 戦後、外患誘致罪で有罪になった人は一人もいないけれど、鳩山氏はこれに十分にあたいするのではないかと思う。
中国が武力をもって尖閣諸島に上陸した場合、鳩山氏は刑に問われなければならなくなる。

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