韓国の勘違い

 韓国の李明博大統領が不法占拠している竹島に足を踏み入れたあと、韓国の国会議員に日本の国際社会における影響は大したことはないので、大事には至らないだろうと述べたといわれているが、友人の一人がこんなことを言っていた。
韓国の金融市場は、外国からの短期資本流入に大きく依存していて、いったん資本流出が起きるとウオン相場の下落に、歯止めがかからなくなるのだそうである。最近の例として1997年のアジアの通貨危機のとき、ウオンが暴落して多くの企業が経営破綻した。 このような脆弱な体質は今も全く変わっていなくて、それをカバーできるのは国際通貨円を持つ日本なのだそうだ。 現在、ウオンが円に対して5割以上も安くなっているために、サムスンなどが日本のライバル企業に対して、圧倒的に優位になっているが、しかしながら今、韓国の金融市場はギリシャに始まるユーロ加盟国の責務危機の余波を次第に強く受けるようになってきた。 
要するに、信用不安のためにドル資金を調達できなくなった欧州系金融機関が、韓国などから短期資本を引き揚げ始めているのだそうである。 短期資本の流出に危機感を抱いた韓国の通貨当局は、日本に対して緊急時の外貨の融通を求めてきた。 それがスワップ枠拡大である。 130億ドルから700億ドルへの枠拡大で合意しているのであるが、韓国はこの協定のおかげでウオン安を放置しても、ウオン崩落は避けられているのだそうだ。 おまけに韓国企業が日本に対して競争優位に立ってもいる。
いうなれば、日本政府が日本の企業を犠牲にしても、韓国の便宜を図っているのである

このスワップ協定は10月に期限が到来する。 延長の方向で両国が検討していたら李大統領が竹島に上陸した揚句、天皇陛下に対して無礼を働いた。 天皇陛下に対する無礼は、日本人の琴線に触れる話である。 国民が許すはずもない。 さすがに野田政権も「白紙」と言い出した。
ユーロ不安が続く中で、日韓間の金融関係がこじれることは、国際金融市場にとってマイナスであろうが、韓国が日本に対して増長する発言や行動をとり続けるなら日本の対韓世論はそれを許さないと思うし、私も到底許すことはできない。