放射性物質について

奥秩父の金峰山に武田信玄の隠し湯として知られる温泉がある。武田信玄は戦で怪我をした部下たちを、完全に傷を治癒してから帰国させたことで有名である。そのために金峰山の隠し湯につれてきて、傷の治療に当たらせた。その隠し湯は、いまも「ラジウム含有量世界一」といわれ健在である。
ラジウムが放出する低レベルの放射線が、神経痛、肝臓障害、胃腸病に効用があると言われている。またラジウムのガス気体は生理代謝を促進させ、体内の老廃物を取り除き、自立神経系統を復調させるという。
放射線はこのように温泉療養にも、がん治療にも有効に使われている。もともと、放射線は自然界にたくさん飛散しているから、むしろ必要な物質なのである。
ローマのトレビノ泉や、スペイン広場等での日常的な放射能の数値は、日本の規制値の10倍だといわれている。そこで一生を送るローマ人たちは丈夫で長生きをしている。
そういえば、私の友人でも、広島の被爆者で現在70歳を過ぎて尚元気であり、親戚の被爆者もみな元気で長生きだという。
素人考えでも、人類を含めてすべての生物は、宇宙から来る放射線を浴びている地球の中で発生し、共存しつつ進化してきたのであるから、放射線があることを前提として生きてきているのであろう。むしろ、放射線を全部遮断すると微生物も育たなくなり、この方が問題としては大きいのではないか。