土浦協同病院建設場所決定

ついにJA厚生連理事会は、土浦協同病院の建設場所を「おおつ野」に決定した。厚生連理事会としては新病院建設を、当初から平成24年度着工を目指していたので、ぎりぎり6月中の決定にいたったということだ。 現病院は老朽化が激しいために、平成21年以来、現在地の拡張を含めて真鍋地区、上高津地区、国立病院霞ヶ浦医療センター地区と候補地を絞り込み、種々検討をした結果、最終的に当初案になかった「おおつ野」地区に決定した。関係者によると新病院建設の条件は、利便性、交通アクセス、駐車場を含め広い敷地面積の確保が容易である「おおつ野」地区が最適であると理事の多くが賛成したようである。建設に当たっては多額の費用が必要なので、厚生連の上部機関である関東農政局から自己資本比率を高めるように指導を受けていたが、病院経営の財務指標が平成23年には100%をクリアできる見込みが立ち、24年度着工が可能となったのでに踏み切ったとのことである。しかも今回の大震災で、水戸協同病院が大損害を受けて、その補強工事だけで5~6億はかかり、さらに5~6年後には建て替えなければならないという状況にあるということで、土浦協同病院の建設を急がねばならない事情ができ、したがって、土浦市から提案されていた土地区画整理事業による真鍋地区に建設する案は、土地区画整理事業完了までの期間が長期間に亘るために、病院建設のスケジュールとあわないので候補地からはずされたと言うことである。厚生連は移転したあとの現在地周辺の商店やアパート等のマイナス影響を防ぐために、外来患者のための診療所と救急センターの設置、高齢者の長期療養施設の整備等を充実させるとしている。さらに新病院と外来診療所との頻繁な往復のために循環バスを運行させる計画を検討している。