李在紋が優勝〔土浦テニス協会〕

春季ロイヤルSCオープンテニス2011が2月14日から一週間にわたって、千葉県野田市で開催された。本大会は賞金総額が100万円で、プロの大会の中でも特にレベルの高いもので注目されている大会である。男子シングルス本戦出場者は64名で、李在紋は順当に勝ち上がり、決勝で富岡優也〔早稲田大学〕と対戦。62・62のストレートで余裕を持って優勝した。
因みに、李在紋は国内プロランキング51位、富崎優也は45位である。李は現在高校2年生であり、このまま順調に成長すると国内ランキング一位が今年中には見えてくると思われる。
男子ダブルス本戦は、今年から土浦テニス協会に入会した中学3年生の韓成民と李在紋が組んで出場し、32チームが優勝を争ったが準決勝でフルセットの結果敗退。しかしながら、出場者中最年少同士の二人は大会関係者の注目を多いに集めた。尚、韓成民は今年4月李在紋がいる東風高校に入学する予定である。したがって東風高校はテニスにおいては、今年こそ高校テニスのすべての部門において全国制覇をすることは間違いあるまいと思う。
また2月13日から14日にかけて、笠松運動公園で第20回茨城ウインタージュニアテニストーナメントが開催された。14歳以下男子シングルスで土浦テニス協会所属の、12歳の渡邊祐輝君が優勝し、12歳以下の男子シングルスでは申乾浩君が3位に入賞した。二人とも申コーチが教える土浦テニス協会が誇る強化選手達である。
現在、強化選手は5名だが、その予備軍は大勢いて、申コーチのもとで切磋琢磨している。この予備軍の中から、今年中に少なくとも二桁の選手達が、強化選手のなかに進むと思われ、多いに楽しみである。

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