炉心溶融

国会の審議の状態を見ていると、一体この国はどうなって行くのであろうかという不安が募る。 北朝鮮や中国やロシアなど、日本の安全を脅かそうとしている国が近くにある。 成果如何にかかわらず、史上初の米朝首脳会談の本質は、米中二大国の価値観の戦いの場である。 中朝両国は、北朝鮮の非核化を朝鮮半島の非核化にすり替えた。 これは突き詰めれば、朝鮮半島から、米軍の核の脅威を一掃することにつながる。 要するに日本の安全にとって、極めて危険なことであると言える。
にも拘らず、国会は森友、加計問題の繰り返しに終始している。
このような状態を毎日のように見せられていると、日本という国が崩れていくような錯覚を覚える。 外敵による侵略で滅亡するのではなく、身内から崩れて滅びるという恐るべき状態、いわば国家の炉心溶融が起こっているのであると言っていい。
人が死ぬが如く、国もまた滅ぶ。 しかし、国は外からの攻撃や、侵略で滅びるだけでなく、内からの退避や腐敗で崩れていくこともある。
これを自分の街に置き換えてみると、財政危機は、誰も深刻に考えているようにも見えず、土浦駅周辺や中心市街地の凋落ぶりは筆舌に尽くし難く、道路をはじめとする公共施設は、到底きちんと管理しているとは思えない。 コンクリートできれいに舗装され、整備された道路が、雑草で覆われている等、恐るべき状態になっている。 将来を見据えた人口増対策や、企業誘致などの、将来の計画も対策も絶無のようだ。 まさに今の国会の状況とにぴったりの状態で有る事に愕然とするのである。

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