目の前のことにまず行動を

菅内閣の支持率が20パーセント前半に落ち込んだらしい。支持率を上げるために小沢切りをして、柳の下の泥鰌を企んでいるがうまくいかない様だ。菅首相は発言が軽すぎるのが一番問題だろうと思う。最近は沖縄へ行って普天間飛行場の移転は、辺野古がベストではないがベターだと言った。支持者の集会で就任半年を振り返り、「今までは仮免許だったが、本免許になった。これからは自分の色を出す」と発言して物議をかもしている。十分な成果を挙げられずに、急落した支持率低下に対するいい訳だったのかもしれないが、国民は心底がっかりした。急発進やエンスト、脱輪とトラブル続きの仮免では国民はとても危なくて見ていられない。首相や首長は就任したその瞬間から、日本や地域を背負う自覚と覚悟が必要なのは言うまでもない。「聞いていない」「知らなかった」「仮免だ」などの発言は無責任の極みであり絶対にしてはならないのだ。仮に知らないことであったとしても責任者として知っている振りをするべきなのである。問題は時間と共に解決が難しくなるものだ。すぐ行動することが重要なのだ。
現在は情報化時代であるから、為政者の力量は直ちに白日の下に晒される時代である。
昨日、土浦駅前のイトーヨーカドーへ行った。一階のエレベーター乗り場の前に、北海道の物産展があって、いかの三升漬けがあると聞いた。いかの三升漬けは北海道でもなかなか手に入らない。もう十年ぐらい前の話だが、札幌のすすき野の寿司屋へ入ったとき始めて口にした。帰りに買って帰ろうと札幌駅の地下デパや、空港売店で探したが売っていなかった。その後、小樽で見つかったが、それでも見つけるのは至難であった。それが土浦のイトーヨーカドーで買えるかも知れないと言うので行ってみたのである。
売っていたので奮発して一万円分買ってきた。ものすごく得した気分であったが、それにしても巨大な売り場の中に人がいない。これはドキッとするほどのショックであった。今から十五、六年前にもなろうか活気が失われた土浦市中心街の活性化のために、多くの人が苦労して土浦駅前再開発事業を完成させたのだが、見るも無残な姿になってしまったと感じざるを得ない。
これでは下手をすると撤退してしまうかもしれないという不安を覚える。ここ数年その傾向があるのを少しでもと思って、中元、歳暮をイトーヨーカドーにしたのだが、みんなこぞって土浦駅前の賑わいを取り戻すために、イトーヨーカドーを利用する努力をすることが必要だろうと思う。
霞グループ、つくば銀行の本店がつくば市へ移転した。常陽銀行の土浦支店の機能がやはりつくば市へ移転した。まごまごしていると土浦協同病院も市外へ移転してしまうかもしれない。今まで土浦市の繁栄を支えてきた企業や諸団体が移転してしまうとなったら、土浦市は実体がなくなってしまう。みんなですぐ行動をしないと大変なことになる。

Follow me!

つぶやき

前の記事

顔は語る
つぶやき

次の記事

三島由紀夫の思い