政治家不信

政治家の言動が危険水域に入っているのではないか。 鳴り物入りで民進党の政調会長に抜擢された山尾志桜里政調会長は、政治資金収支報告書で、個人からの寄付金の上限額を超えた額の記載や、230万円のガソリン代を計上した説明責任が曖昧で追及されている。 民進党の柚木衆院議員は、母校の同窓会名簿に広告を掲載したとして、岡山地検が公職選挙法違反容疑で事情聴取している。 自民党の大西議員の「巫女のくせに」には、教養のかけらも感じられない。 ゲス宮崎に至っては軽蔑以外に言いようがない。 翻って世界を見ると、中国の習金平国家首席、ロシアのプーチン大統領等、その他の政治家たちのパナマで発覚した税金逃れの隠し口座等々。
今、我が国の政治状況は、様々な危険に直面し続ける中で、自民等も問題ないとは言わないが、特に民進党をはじめとする野党が酷い。 政党が政策本位で形成されておらず、その時々の権力闘争による、合従連衡の産物にすぎない状態が、延々と続いており、国民の選択を著しく妨げている。 また各党とも異種の政策が混在し、政党内の力関係の変化に伴って,政党の方針が大きく変容する。 これを前提にして、小選挙区制や比例代表制で政党を賢く選べというのは、木に縁りて魚を求る類のことではなかろうか。 さらに小選挙区制は、国民から候補者の資質によって選ぶ権利を奪った。
衆院選は政権選挙であり、政党本位で投票せざるを得ず、一党一人の小選挙区制では、どんな候補者でも選択の余地はない。 その結果、選ばれた個々の議員には大いに疑問が残るのである。政党の質、議会のレベルを決する上で、極めて重要な要素である「人物の剪定」ができないような選挙制度は即刻改めるべきである。 国家を託せるような求心力のある政治を生み出せるかどうかは、我が国の将来を決せるであろうと思う。