転入超の土浦市を

 人口転出超が県内2番目というのは、相当深刻な状況になっていると思わなければなるまい。 すぐにでも抜本的な政策を考え、そして直ちに実行に移さないと、せっかく先人達が苦労して築き上げてきた土浦市が、二流の都市になってしまう。 そのためには如何にして、人口増を図っていくかに尽きる。
転入超が著しいつくばみらい市や、つくば市、牛久市が東京通勤圏へのアクセスの良さと、宅地開発が原因だとしているのだから、土浦市も手っとり早い方法として駅周辺や、駅までの距離が徒歩で十分以内の地域に適当な高さの住宅や、優良な宅地の供給をやるべきだろうと思う。 平成27年度住みたい街ランキング(関東) でも、利便性の良さや再開発の進行などが評価されて、順位が決まっている。 一位の吉祥寺は都心へのアクセスの良さや店舗の豊富さが評価され、4位の目黒は大規模マンションや超高層オフイスビルの建設など駅前再開発が進み、飲食店やショップなどが充実していることが評価された。 従がって人々が求めている傾向は、はっきりしている。 土浦市の場合、東京通勤圏へのアクセスは、常磐線の東京乗り入れが実現した今は、これらの地域と同じ政策でいいのではないかと思う。 同時に、土浦市の特徴は、市内に点在する国県の行政機関がある。これらを集約するための再開発を行う。 その場合、企業の進出を図ることも極めて重要だ。 大手企業は交通機関や、ネットの進展により本社を東京に置く必要性がなくなってきている。 家賃の高い東京より、安い地方の方がメリットがあるという場合が、圧倒的に多くなってきているのである。 事実、大企業で本社を東京以外に移している企業は多い。 官庁街と企業の事業所を一か所に集め、新市街地を形成させることであるる。
さらに、土浦市のイメージアップのための宣伝も重要だ。実現するかどうかは全く難しい話であるが、 2016年日本で開催予定の「G8] をつくば市が誘致しようと運動を展開しているが、土浦市開催ぐらいの声を上げてもいいのではないか。 注目を集めるPRにはなると思う。 やってみるのも、意味があるのではないだろうか。

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