李在紋の活躍

2010信州上田オープンテニス大会が開催された。賞金総額100万円で国内の大会としては、非常にレベルの高い大会だと言われている。李在紋は高校2年生としては国内ランキング105位と着々と成長しており、今大会でも注目の的になっていた。出場選手は国内ランキング27位の喜多文明氏、同30位の富崎優他氏、ほかそうそうたるメンバーで、シングルス64名、ダブルス32組で熱戦を展開した。李在紋はシングルスで順調に勝ち進み、準決勝で第一シードの喜多文明氏と対戦し、大方の予想を裏切って61.62のストレートで決勝に勝ち残った。
決勝戦は、国内ランキング62位の藤井信太氏とこれまた強豪であったが、63、67、61で勝ち優勝した。
ダブルスでは、筑波大学留学生であるピンモウンウイタワ〔タイ〕とのペアで、決勝戦までの全試合をストレートで勝ち優勝した。ピンモウンウイタワは、申コーチの元で李在紋と一緒に霞ヶ浦テニスコートで練習している仲間である。レベルの高い信州上田オープン大会で、高校2年生の李在紋がシングルス、ダブルスで優勝するとは誰も予想しなかったが、それを成し遂げた実力は相当なもので、周囲の期待はますます膨らんでいる。李在紋は来年ウインブルドンで優勝を目指しているが、その可能性を強く印象付けた大会であった。
いま申コーチの元で練習に励んでいる土浦テニス協会の強化選手たちは、全部で5人、全員が地元小、中学の子供たちである。KCJテニススクールの子供たちは、強化選手に選ばれることを目標に毎日厳しい練習に明け暮れている。土浦の子供たちがテニスで世界に羽ばたく。それが確実に実現に近づいてきた。想像しただけで楽しい話ではないか。