女性の活用

 女性を含めた多様な人材の活用は、企業の創造性を高める上で欠かせないとは思う。 今後女性の動きが盛んになる可能性は高いだろう。 ただ気をつけなければならないことが多々ある。 女性は男性に比べて、すべてにおいて情緒が優先する。 例えばであるが、世の母親たちが自分の子供の大学の受験場について行き、入学式で拍手をし、就職する会社まで付いて行って、上役たちに挨拶するという奇現象が起きている。 こうした事に対して、我々は到底付いていけないし、身震いするほどの違和感を感じる。
このようにして育てられた、次代を背負わなければならない若者たちは、はたして人間の社会を構成する上で、どうゆう結果をもたらすことになるのであろうか。 将来の日本をどうするのかを常に考えて、子供の成長は行われなければなるまい。
先日は近所の寺でお通夜があった。住職のお経をみんな静かに聞いているのに、後ろの席の年配の女の人たちが、お喋りを初めた。 周りの人たちにとって迷惑千万な行為である。  
混んでいる食堂で順番待ちしている人がいるというのに、食事が終わっても待っている人を気に掛けるでもなく、おしゃべりに夢中の人たちをよく見かける。 歩道をいっぱいになって、数人で歩く。 周囲の人たちのことは一向に気にしない。 こうゆう風景は日常茶飯事のことである。 
役所や企業の職場は、時には体を張って、死に物狂いで責任を果たす仕事が必要になる時がある。 世界観が必要なこともあるし、緊張感に苛まれることもある。
安易に30パーセント枠を設定することにより、国力が落ちることだって考えねばなるまい。 
以前にも強調したが、政府の進め方は制度づくりばかりを急ぐ傾向が見える。 家を出て仕事に就くことだけが女性の活躍の場ではないだろう。 29歳以下の女性の4割が、専業主婦を志向しているという調査結果もある。 この問題はもっと時間をかけて、じっくりと進めるべき大きな課題だと思う。

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